診療内容の紹介

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修正型電気けいれん療法

修正型電気けいれん療法は、うつ病や緊張病(カタトニア)、双極性障害、統合失調症などの治療に用いられます。主に治療抵抗性の病態の治療に使われますが、急速に効果が得られるため、症状が重篤で急速な改善が必要な場合にも使用されます。修正型電気けいれん療法のメカニズムは、脳に電気的な刺激を与えて人工的にてんかん発作を引き起こすもので、これにより精神症状が速やかに改善します。かつては治療の苦痛が問題視されましたが、あさひの丘病院では全身麻酔して行うため、治療中の苦痛はほとんどありません。治療中に血圧が変動するため、心臓の病気や血管系の病気(動脈瘤など)がある場合などは実施できないことがあります。施行決定前に、患者様やご家族に対して、治療の効果や合併症について医師から説明し、同意された場合に行われます。 詳しくは主治医におたずねください。

クロザピン

​統合失調症の患者さんの中には通常の治療ではなかなか症状が改善しない治療抵抗性(難治性)の方がいます。あさひの丘病院では、治療抵抗性統合失調症の患者さんをクロザピンで治療しています。クロザピンは世界的に広く使用される画期的な薬剤ですが、日本では使用率が低く問題になっています。あさひの丘病院では、今まで治療に望みを見いだせなかった統合失調症の患者さんに手を差し伸べたいという思いから、クロザピンを広く普及させたいと考えています。クロザピンは無顆粒球症などの重篤な副作用のリスクがあるため入院治療下でモニタリングしながら投薬を開始します。詳しくは主治医におたずねください。

薬剤師
手のぬくもり

認知症医療

認知症は早期発見、早期治療が大切です。アルツハイマー型認知症のような進行性の認知症は、今のところ根本的な治療法はありませんが、病気の早い時期から治療を開始することで、良い状態を長く保つことができます。また、あさひの丘病院では、認知症患者さまの周辺症状(問題行動)の治療も行っています。